敦賀グリーンパワーのバイオマス発電は、海外の森林で本来使われず処分されていた樹木をチップ加工し、大型船で輸送を行い、発電所にて燃焼することで電力を生み出すものです。
環境にやさしい発電方式
- ①樹木の栽培
- 丸紅グループの子会社を中心に豪州等で計画的に樹木を生育し、本来使われない間伐材や端材を利用しています。
- ②チップ加工
- 伐採した樹木を約3~4cm
四方のチップへ加工します。
- ④燃焼・発電
- 発電所まで運んだチップを燃焼し発電します。
また、発電時に必要な水は隣接する工場の工業用排水を使用することで環境に配慮しています。
発電規模は7万世帯分に相当します。
- ③チップの積込・輸送
- 加工したチップを大型船に積込み、
敦賀港まで輸送します。
また、港から発電所までの輸送トラックの荷台は、蓋付のものを使用し、粉じん対策を行っています。
敦賀グリーンパワー発電所の使用燃料
燃料種別 | 年間使用量 | 原産国 |
---|---|---|
木質チップ | 約21万トン | オーストラリア、ベトナム、アメリカ |
パームヤシ殻 | 約6万トン | インドネシア |
合計 | 約27万トン |
- 【木質チップ】
- 敦賀グリーンパワーは、計画的な植林や伐採の実施等適切に管理された森林で生産される木材を主な原料とする木質チップを購入しています。
国際的な森林認証制度等により、製造過程から当社に納入されるまでの流通過程が適切に管理されていることを確認しています。
- 【パームヤシ殻】
- 敦賀グリーンパワーは、国際的に認められた認証や輸出国の管理規則に基づく認証が付与されたパーム油搾油工場で作られるパームヤシ殻の使用を積極的に行っています。
国内外のサプライヤーと連携し、適切な流通経路が維持されていることの確認に努めています。
敦賀グリーンパワーが使用するパームヤシ殻が発生するパーム油搾油工場は以下のリストのとおりです。